【卒業生の声】<第6回>
挑戦を最後まで粘り強くやり抜く経験が自分を支える糧
2018年3月卒業
JAXA(株)勤務
草部 将吾
子どもの頃からロボットや宇宙が好きで、本格的にロボットを学ぼうと知能機械工学科に進学。機械製図やプログラミング、回路設計など口ボットの設計・製作スキルを学んだほか、3年次には学科でチームを組んで口ボットコンテストにも出場しました。私はプロジェクトの発起人としてメンバーを集め、リーダーとして進捗状況の管理や資金集めなどを担当。設計から製造まで2ヵ月という短い準備期間ながら、全国の大学や高専が集まる「キャチ口ボバトルコンテスト」に出場し、初出場ながら決勝リーグに進む成績を残すことができました。この挑戦を最後まで粘り強くやり抜いた経験は、今でも自分を支える糧になっています。
【卒業生の声】<第5回>
知識や技術はもちろん、コミュニケーションが重要
2013年3月卒業
山九(株)勤務
八杉 好美
一番印象に残っている講義は学部3年生の機械創造工学。5人組で玉入れと綱引きが出来るロボットの開発に挑みました。ロボット開発の知識と技術はもちろん、自ら積極的にコミュニケーションをとることの重要性を学びました。
このときの経験が大学院での研究にも役立ち、また、社会に出てからも大変役立っています。大学生活で得た知識と人間力でこれからも頑張っていきます。
【卒業生の声】<第4回>
勝利への道は、試行錯誤の繰り返し
2009年3月卒業
西日本旅客鉄道(株)勤務
伊原 道典
大学の講義で、特に印象深いのは「機械創造工学」です。チームを作り、決められた予算と期限の中、ルールに沿ったロボットを設計・製作して競います。勝つためにどのような工夫をするかどこで他のチームと差をつけるか考え、
試行錯誤を繰り返しました。現在は新幹線の車両整備に従事、大学での経験を活かし安全な車両を提供できるよう、試行錯誤の毎日です。
【卒業生の声】<第3回>
ロボコン参加の経験と工学系の知識が、製鉄所の設備に関わる仕事の土台に
2009年3月卒業
JFEスチール株式会社
西日本製鉄所勤務
栗山 雅行
鉄を薄く延ばす圧延設備の保守点検を担当。「材料力学」「機械製図」などの講義で学んだ内容が大いに役立っています。学科の有志でロボコンに参加したのも貴重な体験。機能向上をめざす討論で、自分の意見をも
ち、かつほかの意見も尊重する姿勢が身につきました。今は人間の何倍もの大規模設備を、問題なく稼働させるという役割に、やりがいを感じています。先輩方の指導を吸収し、プロフェッショナルとして成長したいです。
【卒業生の声】<第2回>
意欲の原動力は「楽しさ」。ものづくりの面白さを感じていたい。
2009年3月卒業
MHIソリューション
テクノロジーズ(株)勤務
橋本 典子
「からくり」が大好きで、それをいかしたものづくりに携わりたいと考えていました。知能機械工学科では 3年次に、「機械創造工学」という、それまでの知識や技術を使ってロボットを創造しコンテストを行う講義があります。
この講義では、グループ毎に材料の強度計算や設計・製作を行うので、他の人の考え方を知り、共同作業を学ぶ絶好の 機会にもなりました。仕事は実験が主な業務ですが大学で学んだことを応用し、どんなことにも「楽しさ」を見つけて、
ものづくりの面白さをずっと感じていたいと思っています。
【卒業生の声】<第1回>
アミューズメント機器とは「UD」と「ストレス」の共存機器
2007年3月卒業
(株)セガ勤務
佐藤 裕之
本学科で学んだ大切なことは「ユニバーサルデザイン:UD」の概念です。今でも役に立っており、あらゆる 設計の指針となる言葉です。本社が開発しているアミューズメント機器は相手に娯楽を与える機器ということができます。
しかし、ゲームの難易度やコントローラとの操作性の違いでストレス発生機器にもなります。では製作時に重要視、注意 しなければならないことは、いかに「心地よいストレスを与えるか?」ということです。「絶対面白い、楽しんでもらい
たい」という気持ちを常に抱いていれば、「ストレスゲーム」⇒「面白いゲーム」に到達できると信じています。