知能機械工学科

「ロボット知能化演習」ロボットコンテスト2022開催

ロボット知能化演習の課題

 ロボットものづくりの内、ロボット制御するソフトウエアに重きをおいた演習です。アクリル製の直方体の筐体で、2個のステッピングモータ駆動の車輪で移動します。前後左右に赤外線を用いた距離センサを搭載しています。ロボット上部には、前後左右の光量を計測する光センサを搭載しています。全ての方向の光を見逃さないように、12個の光センサを等間隔で設置し、3個一組で前後左右各方向の光を検出するようにしています。ロボットコンテストの課題は、距離センサで壁までの距離を知り、光センサでランプを見つけ、壁にぶつからないようにして、早くランプのそばに近づくことです。この制御をロボット内のマイコンにダウンロードしたプログラムで自律的に行います。動画でロボットにつながっているコードは電源用のコードで、パソコンとの通信用のコードではありません。
今年度はコロナ禍の中、リモートでもロボット作りができるように、ロボット作りの全工程の詳細な説明書と説明の動画を作成し、教員や先輩学生の指導がなくてもできるような体制を整えた上で、C7号館5階実習室とC8号館1階メカトロニクス実験室に分かれて、3密にならないように注意しながら、ロボット作りを行った。
ロボットロボットコンテストは、C8号館1階のメカトロニクス実験室で2023年2月3日に開催されました。

キューブロボット

コンテストのフィールド


コンテストの様子



ロボットの動画

A地点からの制御B地点からの制御
C地点からの制御(1)C地点からの制御(2)

コンテスト結果

A地点、B地点、C地点からランプ近くに到達するまでのタイムトライアルを行った。下記の表は各地点からの最短タイムである。今年度は、A地点から順番に試す方式ではなく、最初から各チームの申告によりスタート地点を決めて行ったので、C地点からのゴール到達が可能だと考えているチームは、C地点のみのトライアルとなった。A地点やB地点から行ったのは、C地点からの到達が難しいと考えているチームだけであったので、A地点、B地点ともスムーズに到達できたロボットは少なかった。
A地点 (s)B地点 (s)C地点 (s)順位
A2.44--14
B-14.78-8
C--24.042
D1.67--12
E4.948.62-6
F---
G-24.1735.734
H--46.585
I---
J--29.043
K2.93--15
L---
M4.1744.53-11
N2.21--13
O3.4937.85-10
P2.7421.86-9
Q--14.441
R3.79--16
S3.9111.27-7
T---

大学院情報

お問い合わせ

webadmin(at)are.ous.ac.jpに、お問い合わせ内容等をお送りください。